しっとりと美しい肌を保つには、ボディケアをおこなうことが重要です。
しかし、「正しい方法や順番がわからない」「おすすめのアイテムが知りたい」と悩んでいる方も多いでしょう。
本記事では、ボディケアの正しい順番や方法、お風呂上がりの効果的なステップを解説します。
おすすめの人気ボディケアアイテム6選や、ボディケアの順番に関するよくある質問などもあわせて紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。
目次
お風呂上がりのボディケアの正しい順番
ボディケアをおこなうベストタイミングはお風呂上がりです。お風呂上がりのボディケアは、次の順番でおこないましょう。
- 髪をタオルドライ
- 体を拭く
- ボディローションを塗る
- ボディクリームを塗る
- ボディオイルでふたをする
ボディケアのポイントを解説するため、ぜひ参考にしてみてください。
1:髪をタオルドライ
お風呂から上がったら、髪の毛を優しくタオルで包み込みます。
ゴシゴシと強くこすらず、余分な水分を吸収させるようにドライしてください。
髪はデリケートな部位なため、摩擦を防いで優しくおこなうことが大切です。
吸水性の高い、マイクロファイバーのタオルを使用するとよいでしょう。
2:体を拭く
髪をタオルドライしたら全身をタオルで優しく拭き取ります。タオルは清潔で吸水性の高いものを選びましょう。
お風呂上がりのボディケアは、清潔な肌でおこなうことが重要です。
不潔なタオルを使用すると、ニキビや肌トラブルなどを引き起こす可能性があります。
髪と同様に摩擦を防いで優しくおこないましょう。
3:ボディローションを塗る
肌が乾燥する前にボディローションを塗ります。お風呂から出て時間が経つと、肌はどんどん乾燥します。
そのため、ボディケアはお風呂から出て10分以内におこなってください。
ボディローションを塗る際は全身にマッサージをしながら、保湿成分を浸透させましょう。
4:ボディクリームを塗る
乾燥が気になる部分や肘、膝などのカサつきがちな箇所は、とくに保湿ケアが必要です。
ボディクリームを塗り、乾燥から守りましょう。
ボディローションにボディクリームを重ねると、肌のハリや弾力も保つことができます。
5:ボディオイルでふたをする
最後に、ボディオイルで肌にふたをします。ボディオイルには肌の水分を逃さず潤いを保護する役割があります。
とくに、乾燥が激しい季節や肌が荒れ気味の場合には、ボディオイルを用いたケアが有効です。
ボディオイルを使用すると、お風呂上がりから翌朝まで潤いをキープできます。
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お風呂上がりにボディケアが大事な理由
お風呂上がりにボディケアが大事な理由には、次の2つが挙げられます。
- 顔と同じように体も乾燥しやすい
- 水分・油分が肌から溶け出し潤い成分が低下
乾燥しやすい方はとくに、お風呂上りのボディケアを徹底して行いましょう。
顔と同じように体も乾燥しやすい
お風呂を上がってすぐは顔や体に水分があるため、保湿されているように感じるでしょう。
しかし、水分は時間が経つと蒸発し、乾燥します。
顔と同じように体も乾燥しやすいため、顔のスキンケアのみでなくボディケアも必要です。
水分・油分が肌から溶け出し潤い成分が低下
お風呂で体を洗うと水分や皮脂などが肌から溶け出し、一緒に洗い流されます。
洗い流された水分や油分を補給しなければ潤いが失われ、肌は乾燥します。
そのため、お風呂上がりにはボディケアをして、水分や油分などの潤い成分の補給が必要です。
ボディケアをするときの注意点
ボディケアは正しい方法でおこなわないと、十分な効果が得られません。
- 朝のボディオイルは油焼けに注意
- 皮脂分泌が多い箇所への使用はNG
- 保湿ケアはお風呂上がり10分以内におこなう
- 一度に大量に塗ると塗りムラができるためNG
ボディケアの注意点4つを解説するため、ぜひ参考にしてみてください。
朝のボディオイルは油焼けに注意
朝のボディケアでボディオイルを使用する場合は、油焼けに注意が必要です。
肌の油焼けはボディオイルに含まれた油分が、紫外線や熱により酸化することで起こります。
油焼けしにくいオイルは主に次のとおりです。
- アルガンオイル
- オリーブオイル
- ココナッツオイル
- 椿油
- ホホバオイル
ローズウッドオイルや馬油、亜麻仁油、グレープシードオイルは酸化しやすいため、ボディケアには避けましょう。
皮脂分泌が多い箇所への使用はNG
皮脂分泌が多い箇所にボディケアをおこなうと、より油分が多くなるため逆効果です。
Tゾーンや背中などは皮脂が分泌しやすいため、軽い保湿ケアに留めましょう。
皮脂分泌が多い箇所と乾燥しやすい箇所を見極め、肌質や箇所に応じたアイテムを使い分けることが重要です。
保湿ケアはお風呂上がり10分以内におこなう
お風呂から出て時間が経つと、徐々に水分が蒸発します。お風呂上がりは肌の水分量が十分なうちに保湿ケアをおこないましょう。
目安は、お風呂上がり10分以内です。
お風呂上がり10分以内なら、ボディケアで肌に潤いを閉じ込めることができます。
一度に大量に塗ると塗りムラができるためNG
ボディケアをする際には、一度に大量に塗ることは避けましょう。
一度に大量に塗ると塗りムラができる可能性があります。塗りムラがあると保湿機能が低下し、十分な効果が得られません。
ボディケアアイテムは少量を手のひらに取り、丁寧になじませながら塗りましょう。
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ボディケアアイテムの役割と効果
ボディケアアイテムにはおもに3つの種類があり、役割や効果が異なります。
違いを理解して適切なアイテムを選択すると、より高い効果を得ることができるでしょう。
ボディローション
ボディローションの役割は水分の補給です。
油分が少なくさっぱりとした感触でお風呂上がりに使用すると、肌に必要な水分を補給します。
ボディローションで水分を補給したのち、ボディクリームやボディオイルで蒸発を防ぐと、肌の乾燥を防ぐことができます。
ベタつかないため、夏の保湿やベタつきが苦手な方にもおすすめです。
ボディクリーム
ボディクリームは油分が豊富なため、ボディローションで補給した水分を肌に閉じ込め、ふたをする効果があります。
とくに、乾燥肌の方や乾燥する季節には、ボディクリームの使用がおすすめです。
かかとやひじなどの乾燥しやすい部分には念入りに塗りましょう。
ボディクリームを塗ったあとにラップで覆いパックをすると、より効果的です。
ボディオイル
ボディオイルはボディクリームと同様に、補給した水分の蒸発を防ぐ役割があります。
液体のためボディクリームに比べるとなめらかで、肌にスッと浸透します。
セルライト軽減やアンチエイジングの効果も期待できるボディオイルもあり、肌の悩みを解決しながら潤いをプラスすることも可能です。
自身の肌の悩みにあうボディオイルを選びましょう。
お風呂上がりの保湿におすすめの人気ボディケアアイテム6選
お風呂上がりの保湿におすすめの人気ボディケアアイテムを6つ紹介します。
- ユースキン シソラ「シソラ ローション」
- 麗白「ハトムギボディローション」
- skincotton「濃厚リペア ボディクリーム」
- 無印良品「3種の植物オイル ボディクリーム」
- SHIRO「サボン ボディオイル」
- RMK「RMK ボディオイル <LC>」
使用するアイテムを探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
ユースキン シソラ「シソラ ローション」
シソラ ローションは低刺激でさっぱりとした使い心地のボディローションです。
外部の刺激でダメージを受け、ピリピリする肌にも優しく潤いを与えます。
シソラ ローションには潤いを与える成分として、北海道のしそを使用したしその葉エキスが配合されています。
ローションの伸びがよいため、全身をムラなく保湿できることができるでしょう。
肌に優しいボディケアアイテムのため、敏感肌の方におすすめです。
麗白「ハトムギボディローション」
ハトムギボディローションは、全身を十分に保湿したい方におすすめのローションです。
肌の水分補給に役立つボディローションで、24時間乾燥知らずの肌を保ちます。
ハトムギエキスと呼ばれる天然保湿成分が配合されており、美白効果もあるため、透き通るような美しい肌を目指す方におすすめです。
ボディローションですがクリームに近いつけ心地で、伸びがよくベタつきません。
そのため、マッサージをおこないながら全身に塗ることができます。
skincotton「濃厚リペア ボディクリーム」
濃厚リペア ボディクリームは、肌の保湿に効果的なボディクリームです。
濃厚なつけ心地のボディクリームですが、肌なじみがよくサラッとした使用感を得ることができます。
オリゴペプチド、セラミド、ナイアシンアミドなどの保湿に効果的な成分が贅沢に使われており、美肌効果を高める成分として、ローズヒップエキスやビタミンC誘導体なども配合されています。
優しいコットンサボンの香りが、ボディケアタイムのリラックス効果を高めてくれるでしょう。
無印良品「3種の植物オイル ボディクリーム」
3種の植物オイル ボディクリームは保湿効果の高い緑藻、ホホバ、オリーブの3種の植物オイルが配合されています。
濃厚な感触のボディクリームで、乾燥が気になる部分に塗ると、しっとりとした肌を保つことができます。
また、無着色、無鉱物油など肌に優しい処方のため、敏感肌の方でも安心して使用可能です。
3種の植物オイルのボディケアシリーズとあわせて使用すると、より高い効果を得ることができるでしょう。
SHIRO「サボン ボディオイル」
サボン ボディオイルは、フルーツと石鹸の爽やかな香りが漂うボディオイルです。
伸びがよく肌なじみもよいため、ボディオイルですがベタつきません。
保湿成分にはひまわり種子油と、ガーナの未精製シアバターが配合されています。
全身浴のみでなく半身浴や足湯にもおすすめで、ぬるめのお湯で使用するとリラックスタイムを楽しむことができます。
RMK「RMK ボディオイル <LC>」
RMK ボディオイル <LC>はレモンシトラスと、ハーブの爽やかな香りが特徴的なボディオイルです。
濃厚な感触がしますが伸びがよく、ストレスなく全身に塗ることができます。
肌に潤いを与えるユズエキスと、肌の調子を整えるブクリョウエキスが配合されています。
ボディオイルを手に取りマッサージをしながら保湿をおこなうとより効果的です。
ボディケアの順番に関するよくある質問
最後に、ボディケアの順番に関するよくある質問について解説します。
- ボディケアをおこなうベストなタイミングはいつ?
- 季節でボディケアの順番は変わりますか?
- 湯船にはどのくらい浸かればよいですか?
- ドライヤーをするタイミングはいつですか?
- ボディケアアイテムを塗る際はマッサージもおこなう方がよい?
より効果的にボディケアをおこなうためにも、ぜひ参考にしてみてください。
ボディケアをおこなうベストなタイミングはいつ?
ボディケアをおこなうベストなタイミングは、お風呂上がりです。
お風呂から上がり時間が経つと乾燥が始まるため、お風呂上がり10分以内にはボディケアをおこないましょう。
お風呂で体を温めると毛穴が開き、肌が柔らかくなり、ボディケアアイテムが肌に浸透しやすくなります。
お風呂上がりにボディケアをおこなうと、ボディケアアイテムに含まれる水分や油分を十分に浸透させることができるでしょう。
季節でボディケアの順番は変わりますか?
肌の状態は季節により変化するため、ボディケアの順番やアイテムの微調整が必要です。
とくに、冬は乾燥しやすい季節のため、保湿ができるアイテムを重点的に使用してください。
夏は紫外線対策や、さっぱりとした保湿を心掛けるとよいでしょう。
季節ごとに肌の状態を見極め、適切なボディケアをおこなうことが大切です。
湯船にはどのくらい浸かればよいですか?
肌を柔らかくするためには、シャワーのみではなく湯船に浸かることをおすすめします。
ただし、長時間の入浴は肌の保湿成分が溶け出し、乾燥させる原因となるため逆効果です。
湯船に浸かる時間は、15〜20分が適切です。
お湯の温度が高いほど肌の保湿成分が溶け出し乾燥しやすくなるため、湯船には必要以上に熱いお湯を使わず、ぬるめの温度に設定しましょう。
ドライヤーをするタイミングはいつですか?
お風呂上がりに濡れた髪をそのまま放置すると、キューティクルが開いたままになり、外部からの刺激でダメージを受けます。
お風呂上がりには、 できる限り早くドライヤーで髪を乾かすように心がけましょう。
ボディケアアイテムを塗る際はマッサージもおこなう方がよい?
ボディケアアイテムを塗る際にマッサージもおこなうと、血行が促進され、冷え性やむくみの改善も期待できます。
とくに、セルライトが気になる部分のケアをおこなう場合や疲労を感じる際には、マッサージをおこなうとよいでしょう。
ボディクリームやボディオイルを使用して、優しく揉む・押すなど、心地よくケアしてください。
まとめ
ボディケアの正しい順番や方法、おすすめの人気ボディケアアイテムを紹介しました。
ボディケアで期待した効果を得るためには、正しい方法や順番でおこなうことが大切です。
この記事を読んでボディケアのポイントを押さえると、乾燥知らずの美しい肌を保つことができるでしょう。
ボディケアをおこなう際には、保湿力の高いボディケアアイテムを使用すると、より高い効果が期待できます。
ボディケアアイテムにはさまざまな種類があるため、お風呂上がりの保湿におすすめの人気ボディケアアイテムを参考に、自身にあうものを選んでみてください。
<参考>
ユースキン シソラ「シソラ ローション」
skincotton「濃厚リペア ボディクリーム」
無印良品「3種の植物オイル ボディクリーム」