顔の医療脱毛の効果や目安回数は？メリットやデメリット、注意点など解説

顔には多くの産毛があり、自己処理をするたびに気になるという方は少なくありません。

しかし「顔の医療脱毛にはどのような効果がある？」「顔脱毛で効果が出るまでの回数は？」とお悩みの方もいるでしょう。

顔脱毛には毛穴が目立たなくなる、メイクがしやすくなるなどの効果がありますが、最低でも5回の施術が必要です。

本記事では顔のムダ毛を医療脱毛する具体的な効果とメリット、効果が出る前の回数などについて解説します。

顔脱毛の注意点や、脱毛完了までの期間についてもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

顔の医療脱毛の効果と回数

ここでは顔の医療脱毛で得られる効果と、効果を感じられるまでに必要な回数を解説します。

顔の医療脱毛を検討している方は、期間や回数、どのような効果が得られるのか確認しましょう。

肌のトーンアップ

顔の医療脱毛をして毛を減らすと、顔全体のくすみを軽減できます。

顔の産毛は薄いものですが、色がついているため密集して生えているとくすみの原因となります。

しかし顔脱毛でムダ毛がなくなれば肌全体がトーンアップし、明るい印象や清潔感を出せるでしょう。

メイクの仕上がりがよくなる

医療脱毛により顔のムダ毛がなくなることで肌の凹凸が減り、メイクがしやすくなります。

ベースやファンデーションが肌に密着するため、化粧直しの負担も軽くなるでしょう。

朝のメイク時間を短縮し、準備時間も減らすことができます。

ムダ毛処理の手間が省ける

あらかじめ医療脱毛をしておけば、毛の自己処理をする必要がなくなり手間が省けます。

顔のムダ毛は目立つため、頻繁に自己処理をする方は多いでしょう。

しかし自己処理を繰り返すと時間がかかるうえ、肌トラブルのリスクも高まります。

顔脱毛により自己処理の回数を減らせば、リスクを大きく軽減できるでしょう。

毛穴が目立たなくなる

顔の医療脱毛をおこなうと産毛がなくなることで、毛穴が目立たなくなります。

また、毛穴が清潔になり、皮脂や汚れが毛穴に詰まりにくくなります。

ムダ毛や毛穴の詰まりによる黒ずみも減らせることから、肌をより清潔に明るく保てるでしょう。

顔脱毛の目安回数

ツルツルの状態で脱毛を完了させるまでに必要な施術回数は、10回程度です。

顔は色素の薄い毛が多く、レーザー照射の効果は出にくいとされています。

完璧な状態を目指す場合、10回以上の施術が必要となる可能性もあるため追加照射ができるクリニックを選ぶとよいでしょう。

効果を実感するまでの期間と周期

顔の医療脱毛で効果を実感できるまでには、5回程度の施術が必要です。

効果が出にくい方の場合、自己処理が楽になったと感じるまでに8回程度必要となることもあるでしょう。

顔脱毛の施術は毛周期にあわせておこなわれるため、施術の期間を最低でも1か月あける必要があります。

5回の施術を受ける際、最短で通っても5か月かかります。

ツルツルの状態を目指す場合は、10回の施術が必要です。脱毛の期間は約10か月になります。

顔の医療脱毛のメリット

ここでは、顔の医療脱毛をおこなうメリットを4つ解説します。

顔脱毛を受けるか迷っている方は、参考にしてください。

肌のトーンアップ

顔のムダ毛がなくなると、肌の黒ずみが減りトーンアップ効果が期待できます。

産毛は細く目立ちにくいものの、頬や口周りなどの毛が密集しやすい部位は黒ずみが目立ちやすいです。

しかし顔脱毛を受けることで産毛が減少し、肌が明るく透明感が増します。

ムダ毛による黒ずみがなくなることで、より見た目に清潔な印象を与えることができるでしょう。

化粧ノリがよくなる

顔脱毛をすると、化粧ノリもよくなります。

ムダ毛が顔にある状態だとファンデーションや下地がムダ毛に巻き取られ、ヨレてしまうことも少なくありません。

また化粧崩れも起きやすく、何度も化粧直しをする方もいるでしょう。

しかし産毛がなくなればファンデーションや下地の密着力が上がり、メイクをしやすくなります。

自己処理による肌荒れを改善

医療脱毛で顔のムダ毛を処理しておけば自己処理の必要がなくなります。

カミソリや脱毛クリームなどによる肌荒れの改善も期待できるでしょう。

自己処理が苦手な方、肌トラブルが起きやすくて悩んでいる方には顔脱毛がおすすめです。

毛穴の詰まりやニキビを防げる

顔脱毛をすると毛穴に皮脂や汚れが溜まりにくくなり、毛穴の詰まりを防げます。

清潔な状態の毛穴はニキビの発生を予防し、肌トラブルも大きく減らせます。

ニキビや角栓、毛穴の黒ずみに悩んでいる方は、顔脱毛を検討してみるとよいでしょう。

 顔の医療脱毛のデメリット

ここからは、顔の医療脱毛のデメリットを紹介します。

時間とお金がかかる

顔の医療脱毛には時間とお金がかかるため、通院が難しい方や金銭的な不安がある方は後悔につながる可能性があります。

効果を実感するまでには5回程度の施術が必要であり、最優先で施術を受けても5か月の期間が必要です。

また、顔の医療脱毛にかかる料金の相場は5回で10万円程度です。

契約後に後悔しないためにも、総額でかかる費用や期間を事前に確認しましょう。

脱毛が不可能な部位がある

顔の医療脱毛の施術では、クリニックによりレーザーを照射できない部位があります。

脱毛できない可能性がある部位の例は、次のとおりです。

• 眉毛
• 眉間
• 鼻毛
• 耳毛
• 口下
• 首
• もみあげ

顔脱毛を希望する方は、まずクリニックの対応部位を確認しましょう。

細かな照射範囲は、カウンセリングでも説明されます。

硬毛化や肌トラブルのリスクがある

医療脱毛では出力の高いレーザーを照射するため、硬毛化や肌トラブルが発生するリスクがあります。

硬毛化は、レーザーにより毛が太く濃くなる現象です。とくに産毛や細い毛に影響が出やすいです。

硬毛化が起きた場合の対応についてはクリニックに確認しておきましょう。

またレーザー照射により、肌に赤みややけど、炎症が起こる可能性もあります。

肌トラブルに備え、診察や処方を無料で提供しているクリニックを選ぶことも大切です。

痛みを感じる場合がある

顔脱毛では痛みに配慮した施術がおこなわれますが、肌が敏感な場合は痛みを感じる場合もあります。

施術中の痛みが不安な方は、一度レーザー照射を受けてみるとよいでしょう。

一部のクリニックでは、無料のお試し照射を提供しています。

痛みに弱い方や不安な方は、カウンセリングで相談してみてください。

顔の医療脱毛の注意点

ここでは、顔の医療脱毛を受ける際に注意すべきことを解説します。

日焼け対策を徹底する

医療脱毛の施術前後は、日焼け対策を徹底しましょう。

万が一日焼けをすると、肌が炎症を起こし施術で受けるダメージも大きくなります。

日焼けをした状態でレーザーを照射すると火傷のリスクが高まるため、施術を断られることもあります。

脱毛期間中は日焼け止めを使用し、帽子や日傘で紫外線から肌を保護しましょう。

化粧品・自己処理による刺激に注意する

顔はデリケートな部位であり、医療脱毛後は化粧品や自己処理による刺激を強く受ける可能性があります。

施術後に使用する化粧品は、刺激の少ないオーガニック製品やミネラルベースのものがおすすめです。

また自己処理には肌への負担が少ない電気シェーバーを使用しましょう。

電気シェーバーは刃が直接肌に触れないため、毛穴への刺激や肌トラブルのリスクを軽減できます。

血行がよくなる行為は避ける

医療脱毛を受けたあと、血行を促進させると肌の赤みや炎症が強まる可能性があります。

脱毛後は長時間の入浴やサウナ、過度な運動は控えましょう。

一般的には、脱毛後3日間は激しい運動を避けることが推奨されます。

また汗をかくと毛穴に雑菌が繁殖しやすくなるため、暑い時期は肌を清潔に保つことも大切です。

保湿ケアを怠らない

医療脱毛の施術後は肌を乾燥させないように、保湿ケアをおこないましょう。

保湿力の高いローションやクリームをこまめに塗り、ケアを継続してみてください。

また、加湿器の使用も効果的です。加湿器は室内の湿度を保ち、肌の乾燥を防ぐことができます。

小さなサイズの加湿器でも効果があるため、必要な場所に設置しておくとよいでしょう。

顔の医療脱毛の予約から施術までの流れ

ここからは、顔の医療脱毛を受ける際の基本的な流れを紹介します。

1：来院の予約

まずは都合のよい日を確認し、来院の予約をします。

多くのクリニックでは、電話またはWeb、LINEなどでカウンセリングの予約ができます。

気になるクリニックの公式サイトを確認し、予約の方法をチェックしてみてください。

2：カウンセリング

日程が決まったら、クリニックでカウンセリングを受けます。

カウンセリングでは、施術の内容やプラン、施術の流れや注意点などについて説明されます。

少しでも不安な点や疑問に感じる点があれば、遠慮なく率直に聞きましょう。

なお、カウンセリングを受けたあと、すぐ契約をする必要はありません。

迷う場合はカウンセリングのみで帰宅し、検討を重ねる形にしてみてください。

3：初回施術・次回施術日時の予約

カウンセリング後、問題がなければ初回施術の予約をします。

すぐに施術を受けたい場合、カウンセリング後すぐに対応してもらえるケースもあります。

即日施術ができるかどうか、一度相談してみてください。

またクリニックによっては、複数回の施術予約を同時に取れることもあります。

スムーズに予約を取れるよう、事前にスケジュールを確認しておきましょう。

4：施術

施術日が来たら、医療脱毛を受けます。

施術のまえには、まずメイクを丁寧に落としましょう。

施術を直接受けない部分でも、顔全体のクレンジングが必要となるためメイクはすべて落としてください。

スタッフによる施術を受けている最中、強い痛みを感じたときはすぐに伝えましょう。

施術後はすぐに化粧をして帰ることもできますが、ノーメイクが推奨されます。

肌に余計なダメージを与えないよう、日光を防げる日傘や帽子を用意しておきましょう。

顔の医療脱毛に関するよくある質問

最後に、顔の医療脱毛に関するよくある質問に回答します。

医療脱毛とエステ脱毛ではどっちが効果がありますか？

医療脱毛では医療資格を持つスタッフが出力の高い機器で施術をおこなうため、高い脱毛効果を得られます。

クリニックは医療機関であり、肌トラブルが起きた場合の措置もその場ですぐにできる点がメリットです。

一方、エステ脱毛では医療資格が必要とされないため、高い出力は出せません。

永久脱毛もできませんが、毛を減らす効果はあることから一時的な脱毛には向いているでしょう。

短期間で脱毛したい方や高い脱毛効果を求める方、永久脱毛を希望する方は医療脱毛を検討してみてください。

顔脱毛を何回くらいすればツルツルになりますか？

顔をムダ毛のないツルツルの状態にするためには、10回程度の施術が必要です。

なお、自己処理が楽になる程度で問題ない場合、必要な施術回数は5回〜7回とされています。

顔脱毛をすると老けるって本当ですか？

日光に含まれる紫外線を浴びると光老化が引き起こされます。光老化の主な特徴は、肌のシミ、シワ、たるみなどです。

しかし、医療脱毛によるレーザー照射が光老化を引き起こす科学的根拠はありません。

そのため医療脱毛が原因で老ける可能性はないといえるでしょう。

ただし医療脱毛を受けたあと、肌が敏感な状態になるため紫外線によるダメージを受けやすくなります。

施術後は、いつも以上に紫外線対策を徹底しましょう。

顔脱毛はどれくらい痛いですか？

顔には薄く細い毛が生えていますが、VIOと同じくらい痛みを感じやすい部位といわれています。

ほかの部位に比べて皮膚が薄くデリケートであり、少しの刺激でも強い痛みを感じやすいです。

とくに産毛は医療脱毛の効果が出にくく、出力を上げる必要があります。

施術中に強い痛みを感じたら、その場ですぐにスタッフへ伝えてください。

痛みに不安がある場合は、追加料金不要で麻酔を使用できるクリニックを選ぶこともできます。

まとめ

今回は顔の医療脱毛の効果や回数、メリットとデメリットについて解説しました。

顔の医療脱毛は少なくとも5回の施術で効果を実感できますが、永久脱毛を目指す場合には10回程度の施術が必要です。

顔の医療脱毛には肌のトーンを明るくし、毛穴を目立ちにくくする効果や肌トラブルを防ぐ効果があります。

顔のムダ毛や黒ずみ、肌荒れに悩む方は無料カウンセリングを受けて、希望に合った脱毛プランを相談しましょう。