【何回でツルツルに？】VIO医療脱毛の回数を解説！人気の形やいつから効果がでるかも紹介

初めてのVIO脱毛を考えている人は、どれくらいの施術回数で理想の仕上がりになるか気になるものです。

また、VIO脱毛を受けられる医療脱毛クリニックは多いため、どのクリニックを選ぶべきか迷っている方も多いでしょう。

結論からお伝えすると、VIO脱毛で必要な施術回数は、目的や目指す完了形態により異なります。料金プランや導入されている脱毛機などの特徴もクリニックごとに異なるため、事前の確認が大切です。

本記事では、医療脱毛でVIO脱毛する際に必要な回数を解説します。

VIOの脱毛効果を高めるコツにも触れているためえ、VIO脱毛を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

医療脱毛VIOを早く終わらせるには？最小回数を解説

VIO脱毛完了までの期間は希望する形や毛量により異なりますが半年から2年が目安です。

なぜなら、医療脱毛は、成長期の毛のみにレーザーが反応するため、毛周期にあわせて1〜2か月おきに複数回施術を受ける必要があるからです。

毛周期は身体の部位により異なります。VIOの場合、成長期の毛の割合と期間の目安は次の通りです。

毛周期	割合	期間の目安
成長期	約30%	約4か月
休止期	約70%	約3か月

医療脱毛のVIO脱毛を早く終わらせるためにも、目指す状態別の最小施術回数の目安を紹介します。

薄くなるまでの回数

1回の施術で全体の毛の約30％が減るとすると、理論上では1回目で約70％、2回目で約49％、3回目で約34％まで減ります。

毛が抜けるまでの期間と減毛率から考えると、効果が実感できるまでに最低でも3回以上の施術が必要です。

また、毛が抜けるタイミングは、レーザーの種類により次のように異なります。

レーザーの種類	破壊する部位	毛が抜けるタイミング
熱破壊式	発毛組織	約2～3週間後
蓄熱式	発毛の指令を出すバルジ領域	休止期になったら

VIO脱毛を3回受けるために最短で3〜6か月程度かかりますが、効果の出現には個人差があることを留意しておきましょう。

自己処理不要の回数

VIO脱毛で、自己処理が不要となるまでには5〜6回の施術が必要です。

なぜなら、5〜6回施術を受けると、毛量は自然な状態と比較して11〜17％まで減るからです。

医療脱毛は1～2か月に1回の頻度で施術を受けるため、自己処理が不要になるまでに最短で6か月〜1年程度かかります。

ハイジニーナまでの回数

VIOの毛が完全にない状態を意味するハイジニーナになるまでに、8〜10回以上の施術が必要です。

脱毛にかかる期間の目安は、最短で1〜1年半程度です。

効果の出現には個人差があるため、あくまでも最小回数、最短期間であることを理解しておきましょう。

【医療脱毛】VIO脱毛の回数ごとに効果が出る変化

医療脱毛は、1回では脱毛効果を実感できないため3回、5回、8回などセット料金が設定されているクリニックが一般的です。

都度払いが可能なクリニックもありますが、セット料金と比較すると割高になる傾向があります。

一方で、都度払いは自身の都合がよいタイミングで希望する回数で受けられ、セット回数を消化後にもう少し脱毛したい部分があった場合に、無駄なく施術が受けられるというメリットです。

複数の料金プランがあれば選択肢が広がりますが、初めて脱毛する方はどのプランが最適なのか迷うことでしょう。

ここでは、VIO脱毛の回数ごとの変化について解説します。

1〜2回

医療脱毛は高出力のレーザーを照射するため、1回の施術でも脱毛効果があります。

しかし、脱毛効果が得られるのは成長期の毛のみで、退行期や休止期の毛には脱毛効果を与えられません。

VIOの場合、成長期の毛は約30％で、残りの約70％は退行期や休止期です。

レーザーを照射した毛は2〜3週間で抜け落ちますが、照射時に休止期であった毛が成長期に入り発毛しはじめるため、元に戻ったように感じます。

1〜2回の施術では毛量が減ったようには感じられないでしょう。

3〜5回

VIOに3〜5回レーザーを照射する場合の減毛率は、約65〜85％です。

自然な状態と比較すると半分以下の毛量となり、毛も細くなるため、3～5回施術を受けると自己処理が楽になったと感じる方が増えます。

5〜6回

VIOに5〜6回レーザーを照射する場合の減毛率は、約85〜89％です。

毛が生えてくるまでの期間が2か月程度まで延びるため、自己処理はほぼ不要になります。

VIOに生えている毛の量が減り、毛が細くなることで施術時の痛みが弱くなる点も、VIOに5～6回施術を受ける場合の特徴でしょう。

8〜10回

VIOに8〜10回レーザーを照射する場合の減毛率は、約95〜97％です。

VIO脱毛を8～10回受けると、施術の間隔を4か月空けても自己処理は不要になります。

VIOに毛が完全に生えていないハイジニーナの状態にしたい方は、8～10回程度の医療脱毛を検討してみてください。

VIOの範囲・形（デザイン）

VIOは、Vライン（ビキニライン）、Iライン（女性器の周り）、Oライン（肛門周辺）の総称です。

Vライン、Iライン、Oラインをまとめて脱毛したり、それぞれの部位に分けて脱毛することを、VIO脱毛と言います。

また、V、I、Oのそれぞれの部位を好みの形に整えたり、VIO全体の毛を完全に無くしたりすることもできます。

医療脱毛は脱毛が完了した部分から二度と毛が生えてこなくなるため、施術後に後悔しないためにも脱毛する範囲や毛量を施術前に決めておきましょう。

ここでは、VIO脱毛で人気のデザインについて解説します。

ナチュラル

ナチュラルは、ビキニラインに沿って逆三角形になるように形を整えるデザインです。

ボリュームが抑えられるため、自己処理がしやすくなります。

自然な形で広範囲に毛を残すため、VIO脱毛を初めて受ける方や、脱毛していることを気づかれたくない方にはナチュラルがおすすめです。

トライアングル

トライアングルは、ナチュラルの形を一回り小さくするデザインです。

毛が生える範囲が小さくなり、水着や下着からはみ出しにくくなります。

VIOをハイジニーナにすることに抵抗がある方におすすめです。

オーバル

オーバルは、Vの部分を楕円形に整えるデザインです。

ボリュームを抑えて丸みのある形に整えるため、きれいでかつ優しい雰囲気が作れます。

スクエア

V字部分を正方形に整えるデザインです。

自然な印象を残しつつ、毛が生える範囲やボリュームを減らしたい方におすすめです。

Iライン

Iラインは、I字型に毛を残すデザインです。

毛を残す範囲が1番狭いデザインのため、下着や水着からはみ出る心配が少なめです。

ファッションを楽しみたい方は、Iラインを検討してみてください。

VIO医療脱毛の効果を高めるコツ

医療脱毛で効率的に脱毛し、できるだけ早く施術を終わらせるために自身でできることがあります。

ここでは、VIO医療脱毛の効果を高めるコツを紹介します。

保湿ケア

VIOは体の中でも皮膚が薄く、敏感で乾燥しやすい部位のため、保湿ケアが重要です。

なぜなら、乾燥により皮膚が硬くなると、レーザー照射後にポップアップ減少が起こりづらくなるため、脱毛効果が実感できるまでに時間がかかるからです。

また、乾燥により肌トラブルが起きていたり、敏感になっていたりすると、施術が受けられないこともあります。

肌の状態を整えスムーズに施術が受けられるよう、施術前後の保湿ケアを徹底しましょう。

黒ずみ対策

メラニン色素に反応する医療脱毛のレーザーは、日焼けした肌のみならず、摩擦による黒ずみにも反応する、黒ずみ対策は必要です。

なぜなら、黒ずみにレーザーを照射すると火傷や肌トラブルにつながるおそれがあるからです。

VIOの黒ずみ対策の例は次のとおりです。

• カミソリや毛抜を使用した自己処理を避ける
• 圧迫感や摩擦が起こりにくい下着に変える
• 生理時のナプキン交換の回数を増やす
• デリケートゾーン専用の洗浄料や保湿剤を使用する

施術部位に黒ずみがあると、VIO脱毛を受けられなくなったり、レーザー出力を下げなくてはいけなくなったりする場合があるため注意しましょう。

毛周期を意識

脱毛効果は成長期の毛のみに有効で、退行期や休止期の毛には効果が期待できません。医療脱毛を効果的に受けるためにも、毛周期を意識しましょう。

また、VIOは毛が太く毛周期が長い傾向があるため、短い期間に複数回の施術を受けても効果を得づらいです。

VIO脱毛を効率的に受けるためにも、脱毛の回数を重ねて毛量が減少した場合は、残る毛が生え揃うタイミングを待ちましょう。

無理な処理はNG

レーザーを照射した毛は2〜3週間で自然と抜け落ちますが、抜けそうな毛を無理に引き抜くと肌を痛めるおそれがあります。

どうしても処理したい場合には無理に処理しようとせず、肌への負担が少ない電気シェーバーやカミソリを使用しましょう。

また、毛抜きや除毛クリーム、ワックスでの自己処理は、肌の負担となるのみならず、毛周期を乱し効率的に脱毛ができなくなる可能性があります。

VIO脱毛を効率的に受けるためにも、脱毛中は肌に負担をかける自己処理グッズを使用しないようにしましょう。

【VIO】医療脱毛とエステで「早さ」を比較

VIO脱毛にはクリニックで受ける医療脱毛と、エステや脱毛サロンで受けるサロン脱毛の2種類があります。

初めて脱毛を受ける方は、医療脱毛とサロン脱毛の違いがわからず、どちらを選択するか迷う方もいるでしょう。

医療脱毛とサロン脱毛の違いは、使用するレーザーの種類やパワー、脱毛効果や完了までの期間です。

次は、医療脱毛とサロン脱毛で、VIO脱毛を受ける際に効果が感じられるまでの早さを比較します。

医療脱毛

医療脱毛は医療行為に該当するため、高出力の医療用レーザーを使用できます。麻酔の使用も可能のため、施術時の痛みが不安な方も安心です。

また、医療脱毛は発毛組織の毛乳頭や毛母細胞を破壊したり、発毛の指示を出すバルジ領域を破壊したりするため、永久脱毛効果が期待できます。

さらに、VIO脱毛の場合、3〜5回の施術でムダ毛の自己処理が楽になり、5〜6回で自己処理がほぼ不要になります。

8〜10回の施術でハイジニーナにできる点も医療脱毛の魅力でしょう。

サロン脱毛

サロン脱毛では、医療資格を持たないエステサロンや脱毛サロンのスタッフがVIO施術を担当します。

医療脱毛と比較するとレーザーの出力が低いため、毛乳頭や毛母細胞、バルジ領域を破壊するほどのパワーはありません。

サロン脱毛の脱毛効果は減毛や抑毛に留まりますが、低出力な分、照射時の痛みが弱い傾向があります。

また、サロン脱毛も医療脱毛と同様に、脱毛効果を得るまでには繰り返し施術を受ける必要があります。

サロン脱毛は4〜6回の施術でVIOの毛が薄くなったことを実感する方が増えますが、ハイジニーナにするまでには18回以上の施術が必要です。

VIO医療脱毛のメリット

年々施術を受ける方が増えているVIO脱毛は、脱毛施術の中でも人気の高い部位です。

ここでは、VIO医療脱毛を受けるメリットを紹介します。

衛生的

デリケートゾーンの毛は経血や排泄物が付着しやすく、拭き取りにくいため不衛生になりがちです。

しかし、VIO脱毛を受けると、デリケートゾーンを清潔に保ちやすくなります。

不快感の軽減

VIO脱毛を受けると、生理時のムレや肌トラブルによる痒みなどの不快感を軽減できます。

また、デリケートゾーンの通気性がよくなり雑菌の繁殖が抑えられるため、ニオイ対策への効果も期待できます。

手間を削減

デリケートゾーンは、自身で確認しにくいため、自己処理の手間がかかりやすい部位です。

そのため、VIO脱毛を受けると、自己処理の手間を減らし、肌トラブルのリスクを軽減できます。

また、とくにIラインやOラインは自己処理が難しい部位のため、カミソリの使用で肌を傷つけたり、刺激により色素沈着が起こったりするおそれもあります。

自己処理の手間を軽減させたい方はVIO脱毛を検討してみてください。

VIO医療脱毛のデメリット

VIO医療脱毛にはさまざまなメリットがありますが、デリケートな部位のため、施術を受ける恥ずかしさや肌トラブルが起きやすいなどのデメリットもあります。

VIO脱毛を検討中の方はメリットのみならず、デメリットについても理解することが大切です。

恥ずかしさ

VIO脱毛は、施術中スタッフにデリケートゾーンを見られる恥ずかしさがあります。

しかし、多くのクリニックではVIO脱毛を受ける際に紙ショーツを着用し、ずらしながら施術してもらえます。

また、完全個室が導入されていたり、施術室がカーテンで仕切られていたりするなど、施術を受ける方に配慮しているクリニックもあります。

施術内容や設備などはクリニックにより異なるため、不安な方はカウンセリング時に質問してみてください。

肌トラブル

VIO脱毛をするとこれまで毛で守られていた肌が下着と直接触れるようになります。

また、脱毛後はレーザーの刺激により肌が普段よりもデリケートな状態となるため、下着との摩擦でかゆみやチクチクした痛みを感じたり、乾燥や炎症など肌トラブルを引き起こしやすくなったりします。

脱毛前後は保湿ケアを念入りにおこない、肌の状態を整えておきましょう。

また、VIOは粘膜に近く皮膚が薄いですが、生えている毛は太く黒いため、痛みを強く感じやすい傾向があります。麻酔の使用も可能のため、痛みが辛い方は相談してみてください。

レーザーの出力を抑えると痛みも弱くなりますが、脱毛効果も下がるため注意しましょう。

VIOの医療脱毛クリニックの選び方

VIO脱毛を受けられる医療脱毛クリニックは多いです。

また、料金プランやオプション、脱毛機の種類などクリニックにより特徴があるため、自身の希望するVIO脱毛を受けられるかどうか比較して検討することが大切です。

VIO脱毛は完了までに複数回施術を受ける必要があるため、VIO脱毛を受けるクリニックを選び際は予約の取りやすさやアクセスについても確認しておきましょう。

料金を抑えられるか

医療脱毛クリニックを選ぶ際は、施術にかかる料金を抑えられるか確認しましょう。

たとえば、医療脱毛はカウンセリング料、初診料、再診料、剃毛料、麻酔料、キャンセル料など、施術料金以外の料金が発生する場合があります。

オプション料金はクリニックにより異なるため、施術料金以外に必要となる可能性があるものがないかカウンセリング時に確認しておきましょう。

また、医療脱毛の料金プランは、都度払いとセット料金がありますが、セット料金は都度払いよりも1回当たりの料金は抑えられる傾向があります。

VIO脱毛を受ける医療脱毛クリニックを選ぶ際は、施術料金のみならず、総額でかかる料金を比較して検討しましょう。

麻酔や蓄熱式脱毛器の有無

VIOは痛みを感じやすい部位のため、麻酔を使用できるか、蓄熱式脱毛機が導入されているかを確認しましょう。

麻酔が料金プランに含まれていたり、オプションで追加できたりするクリニックもあります。

麻酔の種類や料金はクリニックにより異なるため、カウンセリング時に確認しておきましょう。

また、蓄熱式脱毛機は、脱毛効果が現れるまでに時間がかかりますが、施術時の痛みを抑えられます。

肌質や毛質にあわせて効率的な脱毛ができるように複数の脱毛器が導入されていたり、脱毛器を選択できたりする場合もあるため、あわせて確認しておきましょう。

予約のしやすさ

VIO脱毛を効率的に受けるためには、毛周期に合わせて1〜2か月おきに脱毛施術を受ける必要があります。

予約が取りにくいと施術間隔があくため、スムーズに施術完了させるためにも予約のしやすさは重要です。

とくに、診療時間、土日祝日の診療の有無、施術室の数、スタッフの数などは受け入れられる人数にかかわるため、確認すると良いでしょう。

また、施術日に生理が重なるとVIO脱毛を受けられなかったり、予約の変更やキャンセル時に費用が発生したりする場合があります。

スムーズに施術を受けるためにも、VIO脱毛を受けるクリニックを選ぶ際には、生理時の対応についても確認してみてください。

アクセスのしやすさ

VIO脱毛は施術完了までに複数回通う必要があるため、医療脱毛クリニックまでの通いやすさも重要です。

自宅、学校、職場の近くや、通学、通勤途中など、生活圏内から通いやすい立地に所在していると、通院しやすくなるためおすすめです。

安心して通えるようにするために、通院時に使用する最寄り駅からの距離や徒歩でどのくらいかかるのか、自家用車を停められる駐車場が近隣にあるかなども調べておきましょう。

カウンセリングやアフターフォロー

医療脱毛を受ける前にはカウンセリングがあります。

カウンセリングは基本的に予約制で、有料のところと無料のところがあるため、予約時に確認しておくと安心です。

また、トラブルが起きた場合の診察料や薬の処方料、打ち漏れの追加照射などのアフターフォローを受けられる医療脱毛クリニックも多いです。

アフターフォローで受けられるサービス内容はクリニックにより異なるため、アフターフォローの内容や料金などの詳細も契約前に確認しておきましょう。

まとめ

医療脱毛は、高出力の医療用レーザーで発毛組織や発毛の指令を出すバルジ領域を破壊するため、永久脱毛が可能です。

しかし、1回で脱毛が完了するわけではないため、効果を実感するまでに最低でも3〜5回程度の施術を受ける必要があります。

VIO脱毛を早く終わらせたい方は、毛周期に合わせ1〜2か月おきに施術を受けることと、保湿ケアを徹底して肌の状態を整えておくことを意識しましょう。

また、医療脱毛クリニックごとに料金プランやサービス内容などの特徴は異なります。

料金プランや導入されている脱毛器の種類、予約の取りやすさ、通いやすさなどを比較し、自身の希望に合う医療脱毛クリニックでVIO脱毛を受けましょう。

＜参考＞
リゼクリニック
フレイアクリニック
エミナルクリニック