ヒゲ脱毛はどれくらい痛い？痛い原因と痛みを抑える方法8選

ヒゲは顔の印象に影響を与えるため、自己処理の負担を抑えるためにヒゲ脱毛を検討している方も多いです。

しかし、「ヒゲ脱毛は痛い」という口コミも多いため、どの程度痛いのか、耐えられるレベルなのか気になる方もいるのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、痛みの感じ方には個人差がありますが、ヒゲの脱毛は痛みを感じやすいです。

施術時の痛みが不安な方は、痛みを抑えるための対策を徹底しましょう。

本記事では、ヒゲ脱毛の痛みの目安や痛いと感じる理由を解説します。

施術時の痛みを感じやすい部位や痛みを抑えたい方におすすめの方法にも触れているため、ヒゲ脱毛の痛みが不安な方はぜひ参考にしてください。

ヒゲ脱毛は痛みを感じやすい

「ヒゲ脱毛は痛い」という話を聞きますが、実際に施術を受けた方はどのように感じているのでしょうか。

口コミをもとに、ヒゲ脱毛の痛みのレベルについてくわしく解説します。

どれくらいの痛み？

ヒゲ脱毛経験者が感じた痛みの感じ方は、「輪ゴムで弾かれたような痛み」と「針で刺されるような痛み」の2パターンです。

実際の口コミをピックアップしながら、痛みのレベルについてそれぞれ解説します。

輪ゴムで弾かれたような痛み

人生初ヒゲ脱毛行って来た。凄かった。箇所によるけど超至近距離で顔面に輪ゴムをッッパァァン！！って当てられてる感じ。「くっ！ドMプレイだと思い込め！痛みを快感へと昇華させろ！」って自分に言い聞かせてたけど、先生(オジサン)が「ハイ次いくよ！ハイ！」ってずっと喋ってるから無理やった
顔全体に輪ゴムでおもいっきりバッチンバッチン！200発くらいくらわすそれがヒゲ脱毛　つらかった…このあとホワイトニングのほうの歯医者に行って渋谷を脱出します！wϵ( ‘Θ’ )϶

今日初めてヒゲ脱毛したんだけど、「輪ゴムで弾いたような痛みです」って言われたから甘く見てたら、とてつもない痛みでびっくりした。輪ゴムで弾くって言っても、色んな技があるのを忘れてた🥺

ヒゲ脱毛の際の痛みは、輪ゴムで弾かれた程度であると表現されます。輪ゴムで弾かれるレベルであれば問題ないと思うのかもしれませんが、実際に施術を受けた方の意見では、思っていたよりも痛みを感じたというケースも少なくありません。そのため、痛みは軽いものではないと覚悟した方がよいでしょう。

1つ目の痛みパターンは、輪ゴムで弾かれたような痛みです。

輪ゴムで弾かれたような痛みならそこまで痛くないかもしれないと感じる方も多いですが、「思っていたよりも痛みを感じた」という口コミも多く見られました。

また、ヒゲ脱毛ではレーザーを連続で照射する必要があります。痛みの感じ方には個人差がありますが、軽い痛みではないことを理解したうえで施術を検討してください。

針で刺されるような痛み

ヒゲ脱毛第1回目終わり！感想は1番弱いレーザーでやったんやけどマジで痛い！ガスがﾌﾞｼｭ！っと出て10分間針で連続で刺されてる感じやった😫あとばり焦げ臭いww状況によって変えるとは言うてたけどあと4段階上あるって考えたら怖すぎる😱

マジで無数の針でさされる感覚というのは正しいヒゲ脱毛

痛みに強い方であれば、輪ゴムで強く弾かれるような痛みでも我慢できます。しかし中には口コミのとおり、針で刺されたような痛みと感じる方もいます。

2つ目の痛みパターンは、針で刺されるような痛みです。

ヒゲ脱毛の際の痛みは、日焼けしている方や毛の量が多い方は強く出やすいとされています。

そのため、これらの特徴に当てはまる方は、針で刺されるレベルの痛みに感じる可能性が高いでしょう。

施術時の痛みが心配は方は、後述の痛みを抑えてヒゲ脱毛を受ける方法もあわせて確認しておきましょう。

脱毛方法によって痛みが異なる

ヒゲ脱毛の痛みは、肌の色や毛の量以外に脱毛方法によっても異なります。

美容電気脱毛は最も痛みが強く出やすく、次いでレーザー脱毛、比較的痛みがマイルドであるのは光脱毛です。

そのため、光脱毛を受けられる脱毛サロンより、レーザー脱毛を受けられる医療脱毛クリニックの施術の方が痛みを感じやすいといえます。

ただし、施術時の痛みが弱い分、脱毛効果も弱くなりやすいため注意しましょう。

また、脱毛サロンでは麻酔が使用できません。施術時の痛みを抑えたい方は、麻酔を使用できる医療脱毛クリニックを検討してください。

ヒゲ脱毛で痛みを感じる理由

同じ脱毛機を使用しても、ヒゲは他の部位より痛みを感じやすいのは事実です。なぜ、ヒゲの脱毛は痛みが強く出やすいのでしょうか。

ヒゲはメラニン色素が多いから

脱毛機の多くは、メラニン色素に反応して脱毛効果を与えます。そのため、メラニン色素が多い部位ほど脱毛機が反応しやすいため、痛みを感じやすいことが一般的です。

メラニン色素が多い部位は褐色や黒色になります。ヒゲの毛は他の部位より色が黒いため、メラニン色素が多いことは見た目でもわかるでしょう。

ヒゲ以外では、ワキや足のムダ毛はメラニン色素が多く、脱毛時の痛みが出やすいです。

顔には多くの神経が通っているから

痛みは神経が多い部分ほど、敏感に感じやすいとの特徴があります。

同じようにムダ毛の色が濃いワキと比較してヒゲの方が痛みを強く感じやすいのは、顔に通っている神経の数が多いからです。

そのため、ワキの脱毛は全く痛みを感じなかった方でも、神経の多いヒゲは強い痛みを感じる可能性もあります。

顔の皮膚は薄いから

ヒゲの痛みを感じやすい理由は、メラニン色素や神経の数のみでなく、皮膚の薄さも関係しています。皮膚が薄いほど脱毛機の刺激が神経に伝わりやすいため、皮膚の薄い顔への脱毛は強い痛みを感じます。

皮膚が薄い肌質の方ほど、ヒゲ脱毛の痛みは強くなりやすいと覚えておきましょう。

脱毛に緊張するから

ヒゲ脱毛の痛みは身体の緊張によっても左右されます。

一般的に緊張しているときの方が痛みに敏感になりやすいため、はじめて脱毛をおこなう方や、極度に痛みを怖がる方ほど、針で刺されたような痛みと感じやすいでしょう。

ヒゲ脱毛で痛みを感じやすい箇所

一口にヒゲ脱毛といっても、ヒゲと呼ばれる部位は広範囲です。ヒゲの中でも痛みを感じやすい箇所とそうでない箇所があるため、痛みが強く出やすい箇所を3つ説明します。

鼻・鼻下

鼻、鼻下は毛が密集して生えており、メラニン色素が多い箇所です。

さらに皮膚が薄いため、ヒゲの中でも痛みを感じやすい部位です。痛みに強い方でさえ耐えられない場合があります。

しかし、あごや頬と比較すると施術範囲が狭いため、麻酔を使用せず我慢する方も多いです。

あご・あご下

あご、あご下の毛は1本が太くメラニン色素の量が多いため、最も痛いと感じる方は少なくありません。

さらに毛の量が多いため何度も脱毛機を照射する必要があり、クリニックでの脱毛では麻酔を使用しないと耐えられない方が多い傾向にあります。

頬

頬は鼻やあごほどメラニン色素は多くないものの、皮膚が薄いため痛みを感じやすい部位の一つです。

濃い毛が生えていないからと油断していたところ、強い痛みに驚いた方もいるため、心配であれば痛みを抑える対策をしておいた方がよいでしょう。

【必見】痛みを抑えてヒゲ脱毛する8つの方法

輪ゴムで強く弾かれたり針を刺されたりしたような痛みと聞くと、ヒゲ脱毛を受けることを怖く感じる方もいるでしょう。

しかし、ヒゲ脱毛の痛みは対策をおこなえば抑えられます。ヒゲ脱毛の痛みを抑える方法は次の8つです。

日焼けをしない

日焼けをすると皮膚のメラニン色素の量が増え、ヒゲ脱毛の痛みを感じやすくなります。ヒゲ脱毛をする方は、日焼けをしないよう対策しておきましょう。

紫外線は一年中降り注いでいるため、紫外線量が多い夏以外の時期でも、念のため日焼け止めを顔に塗っておくべきです。その他、ツバつきの帽子を使用し、顔に直射日光が当たるのを防ぐ方法も効果があります。

自身が日焼けをしやすい体質であり、日焼け止めを使用しても焼けてしまうのであれば、紫外線量が多い初夏〜秋にかけてのヒゲ脱毛は控えた方がよいでしょう。

また、赤みが出ている状態ではヒゲ脱毛ができないため注意しましょう。夏のレジャーのあとにヒゲ脱毛の予約は入れない方が安心です。

脱毛前後は飲酒しない

ヒゲ脱毛の前に飲酒すると、体内に残っているアルコールにより顔の血流が多くなる、体温が上昇する等の症状が出る場合があります。

そのまま脱毛をおこなうと、普段よりも痛みを感じやすくなるため、施術前の飲酒は控えましょう。

また、脱毛後すぐの飲酒もおすすめできません。術後は皮膚が刺激を受けた状態になり、そこで血流の増加や体温の上昇がおこると、術後にヒリヒリ感や痛みが出る可能性があるため控えてください。

肌をしっかり保湿する

肌が乾燥状態になると、刺激に敏感になったり皮膚が薄くなったりするため、痛みを強く感じる原因となります。

ヒゲ脱毛を受けると決めた方は、すぐに肌の保湿に力を入れましょう。化粧水のみでは肌に水分を保持できないため、必ず油分の多い乳液やクリームを重ねてください。

乾燥しやすい肌質の方は、高保湿タイプの化粧品を選ぶとさらに保湿効果がアップします。

また、洗顔後や入浴後は最も肌が乾燥しやすいタイミングです。素早くスキンケアをおこない、肌に何も塗っていない時間を可能な限り短くしましょう。

脱毛前日にヒゲを剃っておく

ヒゲ脱毛の当日にヒゲを剃ると、カミソリによって皮膚が薄く削れてしまい、肌のバリア機能が低下する危険性があります。

バリア機能が低下すると刺激に敏感になるため、脱毛時の痛みを強く感じるでしょう。痛みの感じやすさや肌の強さにかかわらず、事前の自己処理は必ず前日に済ませておきましょう。

血行を良くしすぎない

施術前後に血行を良くしすぎてしまうと、血流の増加や体温の上昇によってヒゲ脱毛による痛みを強く感じやすいため注意しましょう。

ヒゲ脱毛を受ける前後は激しい運動や温度の高いお湯での入浴、岩盤浴、サウナ等を控えることも、痛みを軽減させるために重要です。

テスト照射する

ヒゲ脱毛の際の痛みは、実際に機械を照射してみないと分からない部分もあります。

そのため、カウンセリング時または施術当日にテスト照射してもらい、耐えられるレベルの痛みであるのか確認しておきましょう。

麻酔を使用する

テスト照射により痛みを我慢できないと判断した場合は、麻酔の使用を検討した方がよいでしょう。麻酔を使用すれば、強い痛みであっても軽減できます。

ただし、先ほど説明したように麻酔はクリニックでしか使用できません。

脱毛サロンでは基本的に麻酔なしで施術をおこないます。万が一、脱毛サロンでのテスト照射で痛みが強いと感じた場合は、照射レベルを下げることが可能です。我慢せずサロンのスタッフに申し出ましょう。

蓄熱式の脱毛機を使用する

脱毛機には複数の種類があり、その中でも蓄熱式の脱毛機は比較的痛みを感じにくいです。

痛みに弱い体質の方や痛みへの不安が強い方は、蓄熱式の脱毛機で施術をおこなうクリニック、サロンを選ぶのも一つの方法です。

ヒゲの痛みに関するよくある質問

ヒゲ脱毛の痛みに関するよくある質問は次の3つです。

痛ければ痛いほど効果が高い？

クリニックと脱毛サロンで比較した場合は、クリニックの方が痛みが出やすく、効果も高いため痛いほど効果が高いといえます。

しかし、痛みを感じる原因は脱毛機の種類のみではなく、肌質や部位によっても変わるものです。そのため、一概に痛いほど効果が高いとはいえません。

回数を重ねると痛くなくなる？

施術の回数を重ねるほどムダ毛の量が減り、それに伴いメラニン色素の量が少なくなるため痛みは弱くなるでしょう。

ただし、メラニン色素意外に痛みの原因がある場合は、回数を重ねても痛みを感じるため注意してください。

ヒゲが濃いほど痛い？

ヒゲが濃い方ほどメラニン色素の量も多いため、痛みを感じやすい傾向にあります。

ヒゲが濃い方や量が多い方は、麻酔を使用したり蓄熱式の脱毛機を選んだりと、痛みを抑えるための対処法をおこないましょう。

まとめ

ヒゲ脱毛は輪ゴムで弾かれるような痛みといわれますが、実際は輪ゴムで強く弾かれたり、針で刺されたような痛みを感じる方が多いようです。

しかし、ヒゲ脱毛の痛みは麻酔を使用したり、日焼けを防いだり等のさまざまな方法で軽減できます。

ヒゲ脱毛の効果を得るためには施術を繰り返し受ける必要があります。

施術時の痛みが強いと施術を継続しにくくなるため、今回紹介した痛みを抑える8つの対処法をできる限り多く実行し、痛みの少ない快適なヒゲ脱毛を目指してください。