うなじ医療脱毛の範囲や必要な回数は？通う間隔や料金が安いクリニックを紹介

髪をアップにすると、うなじのムダ毛が気になる方も多いのではないでしょうか。

うなじは間違った自己処理をすると、赤みがでたり肌荒れや色素沈着につながったりする危険性があります。

そのため、うなじのムダ毛処理には医療脱毛がおすすめです。

本記事では、うなじの医療脱毛におすすめのクリニックを紹介するとともに、注意点を解説します。

うなじの人気デザインや医療脱毛クリニックの選び方などもあわせて紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。

うなじの脱毛範囲や襟足との違い

うなじのどの部分までが脱毛範囲なのか、よくわからない方も多いでしょう。

人によってうなじの生え方も異なるため、どの範囲に医療脱毛が必要なのか考える必要があります。

まずは、うなじの脱毛範囲と襟足との違いについて理解しましょう。

うなじの脱毛範囲

医療脱毛におけるうなじの脱毛範囲は、一般的に髪の毛の生え際から首の付け根くらいです。

ただし、クリニックにより対応可能なうなじの範囲が異なるため、事前に必ず確認しましょう。

たとえば、髪の毛の生え際周りに後れ毛が多い場合や、うなじから首筋までムダ毛が繋がっている場合では追加施術が必要になる可能性があります。

うなじと襟足の違い

うなじとは髪の毛の生え際から首の付け根までを呼び、襟足はその髪の毛の生え際部分を呼びます。

クリニックによっては髪の毛の生え際から、首と背中の一番出っ張った骨までと定義づけています。

そのため、襟足脱毛をする場合はより太い毛の処理が必要です。

多くのクリニックではうなじと襟足を異なる部位として扱いますが、一部では同じ部位として対応しているクリニックもあります。

うなじ医療脱毛に必要な回数や期間

医療脱毛は美容脱毛と比較して高い脱毛効果が期待できますが、一般的に複数回の照射が必要です。

そこで、うなじの医療脱毛に必要な回数と期間について解説します。

施術回数の目安

うなじの医療脱毛に必要な施術回数は、一般的に約5～10回程度です。

しかし、毛の成長サイクルや個人の毛質、毛量により異なるためあくまで目安と考えましょう。

はじめの数回は脱毛効果がわかりにくいこともありますが、回を重ねるごとに毛量が減り、肌が滑らかになるのを感じられるでしょう。

うなじを徹底的につるつるにしたいと考えているなら、10回以上の施術を必要とする場合もあります。

施術の期間

脱毛完了までの一般的な期間は10か月～1年半程度です。ただし、これも個人差があります。

うなじの医療脱毛の施術間隔は、一般的に2か月に1回程度です。

これは、毛の成長サイクルにあわせて効果的に脱毛するための期間になります。

毛には成長期、退行期、休止期と呼ばれるサイクルがあり、医療脱毛はメラニンが濃くなる成長期の毛に最も効果的です。

そのため、施術回数×2か月で見積もると、脱毛完了までのおおよその期間がわかります。

医療脱毛クリニックの選び方

うなじのムダ毛処理には医療脱毛が最も効果的ですが、医療脱毛クリニックには多くの種類があり、適切なクリニックがわかりません。

• レーザー脱毛機の種類
• シェービング代
• 無料カウンセリングの有無
• 立地・予約の取りやすさ
• 追加照射の有無

医療脱毛クリニックの選び方にはいくつかポイントがあるため、詳しく解説します。

レーザー脱毛機の種類

医療脱毛クリニックを選ぶ際に、もっとも重要な要素の一つがレーザー脱毛機の種類です。

	アレキサンドライトレーザー	ダイオードレーザー	ヤグレーザー
波長	755nm	800～910nm	1064nm
メリット	・弱い出力で脱毛可能・痛みが少ない	・使用機器が多い・熱破壊式と蓄熱式がある・産毛への照射がしやすい	・濃く太い毛にも効果的・肌の奥深い毛根に届く・色黒の方や日焼けした肌にも使用可能
デメリット	・産毛の脱毛が不得意・色黒の方や日焼けした肌には使用不可	・濃く太い毛は不得意・肌の奥深い毛根に届かない	・痛みが強い
機器名	・ジェントルレーズ・ジェントルマックス	・ライトシェアデュエット・ベクタス・メディオスター・ソプラノアイスプラチナム	・ジェントルヤグ

レーザー脱毛は医療行為となり、医師や医療資格を有した方が施術をしなければなりません。

クリニックを選ぶときは、自身の肌質や毛質にあったレーザー脱毛機を使用しているか確認しましょう。

シェービング代

医療脱毛は事前のシェービングが必須ですが、自己処理が難しい場合、クリニックでのシェービングサービスを受ける必要があります。

シェービング代はクリニックにより異なりますが、無料の場合もあるため、確認しておきましょう。

とくに、うなじのように自己処理が難しい部位では、シェービング代が追加費用としてかかることもあります。

無料カウンセリングの有無

無料カウンセリングは肌質や毛質のチェックや脱毛プランの提案、料金体系の説明などがおこなわれます。

無料で試し照射をしてもらえるクリニックもあるため、痛みの程度を把握できます。

自身のニーズにあった脱毛プランがわかれば、安心して施術を受けられるでしょう。

また、カウンセリングを通じてクリニックの雰囲気やスタッフの対応も知れるため、脱毛初心者にはとくに重要なポイントです。

立地・予約の取りやすさ

クリニックの立地や予約の取りやすさも、クリニック選択に重要な要素です。

医療脱毛は複数回の施術が前提になるため、好立地のクリニックを選択すれば通院しやすくなり、定期的な通院にも負担がありません。

また、予約が取りやすいクリニックは、忙しい社会人女性にとって非常に便利です。

オンラインでの予約システムやキャンセル待ちシステムが整っているクリニックを選ぶと、予約の調整が容易になります。

追加照射の有無

医療脱毛では個人の毛質や毛量によって、予定された回数以上の照射が必要になる場合もあります。

追加照射が必要になった場合の料金体系や、対応を事前に確認しておきましょう。

追加照射が有料の場合、最終的な費用が想定よりも高くなる可能性があります。

多くのクリニックでは、コース終了後の追加照射を割引料金で提供しているため、不安な方はカウンセリング時に相談してみてください。

うなじ医療脱毛が安いおすすめクリニック5選

うなじ医療脱毛におすすめのクリニックを5つ紹介します。

• レジーナクリニック
• リアラクリニック
• フレイアクリニック
• TCB東京中央美容外科
• 湘南美容クリニック

今回は料金のお得さを中心に紹介しているため、なるべくコスパよく医療脱毛を受けたい方はぜひ参考にしてみてください。

レジーナクリニック

レジーナクリニックは医療脱毛を専門とする美容皮膚科クリニックで、北海道から九州まで広い範囲で展開しています。

うなじの脱毛料金とレーザー脱毛機の種類は次のとおりです。

レジーナクリニックでは最先端の脱毛技術により、痛みが少なく、肌に優しい施術を提供しています。

冷却機能付きの脱毛機も導入しており、痛みを感じにくい施術が受けられるでしょう。

リアラクリニック

リアラクリニックは医療脱毛専門クリニックとして、患者満足度を重視しているクリニックです。

うなじの脱毛料金とレーザー脱毛機の種類は次のとおりです。

リアラクリニックでは複数の波長を一度に照射できる脱毛機を導入しており、金髪、うぶ毛、日焼け肌さまざまな肌質、毛の色や太さに対応可能です。

また、特徴的なのは多様な期間限定キャンペーンです。

ペア割や乗り換え割、学割に加えて、1日5組限定のお得なプランである「リアラクリニック カジュアル」もあります。

フレイアクリニック

フレイアクリニックは北海道から沖縄まで、全国に展開する医療脱門専門クリニックです。

うなじの脱毛料金とレーザー脱毛機の種類は次のとおりです。

フレイアクリニックでは、うなじ周辺の太い毛にも照射可能です。

そのため、ほかのクリニックより、希望のデザインを実現できるかもしれません。

また、フレイアクリニックでは好立地なうえに、平日21時まで予約可能なため、忙しい方でも通いやすいクリニックです。

TCB東京中央美容外科

TCB東京中央美容外科は全国で110店舗の展開を誇る大手美容外科クリニックです。

うなじの脱毛料金とレーザー脱毛機の種類は次のとおりです。

TCB東京中央美容外科は「全国すべての店舗で通院可能」です。脱毛の途中に引っ越しても、追加料金なく店舗の変更ができます。

また、最新の医療脱毛機のなかでも、痛みを抑えた脱毛機を採用しています。

TCB東京中央美容外科なら、豊富な実績と経験に基づいた医療脱毛が受けられるでしょう。

湘南美容クリニック

湘南美容クリニックは、美容外科クリニックの最大手ともいえるクリニックです。

うなじの脱毛料金とレーザー脱毛機の種類は次のとおりです。

世界70か国以上に展開するレーザー開発企業Fotonaとの共同開発により、水ミスト冷却システムを搭載したレーザー脱毛機を導入しています。

そのため、今までの冷却機能付き脱毛機に比べて、過冷却による皮膚問題が防止可能です。

ほかにも、多様な脱毛機を取り揃え、専門性の高いスタッフと医師により、自身の肌質に適した施術が受けられます。

うなじ医療脱毛で人気の4つのデザイン

うなじの医療脱毛には大きく分けて4つのデザインがあります。

• MW型
• W型
• U型
• 直線型

それぞれのデザインは与える印象が変わるため、自信の理想のうなじのデザインについてよく検討しましょう。

MW型

MW型のうなじ脱毛は、うなじが細く見えるデザインです。

うなじの中央部がM字になり、そのまま自然な曲線を描きながら外側はWの形をとります。

たとえば、フォーマルな場面や日常生活で、髪をアップにしたときにも自然で美しいうなじを演出できます。

MW型は、その柔らかな曲線が魅力的なヘアスタイルを引き立て、大人っぽい印象を与えるでしょう。

W型

W型はうなじの定番デザインとも呼べるデザインで、日本人に最も多い形です。

より自然な形の印象を受けるため、どのデザインがよいのか決められない方にもおすすめできます。

また、Wの深さにより印象が変わるため、明確な完成イメージができるとより満足感が増すでしょう。

U型

U型も自然な印象を与えるデザインのひとつです。

うなじ全体をソフトなUの形に整えることで、さまざまなへアスタイルにもあわせやすい利点があります。

たとえば、ビジネスシーンやカジュアルなシーンどちらでも自然に美しく見せられます。

U型は、比較的挑戦しやすいデザインといえるでしょう。

直線型

直線型のうなじ脱毛はスタイリッシュな印象を求める女性に人気です。

髪の生え際を直線的に整えることで、シャープでボーイッシュな印象を与えます。とくにショートカットとの相性がよいでしょう。

流行に敏感な女性がトレンドを意識したヘアスタイルとあわせて、直線型を選ぶケースが多く見られます。

直線型は、少し個性を出したい方に最適なうなじ脱毛デザインと言えるでしょう。

うなじを医療脱毛するメリット

うなじの医療脱毛をすれば自己処理の手間がなくなり、自由な髪形を楽しめるようになります。

• 好印象を受けやすくなる
• 衛生的で美肌効果がある

ここでは、うなじ医療脱毛の意外なメリットについて具体的に解説します。

好印象を受けやすくなる

うなじは人との距離が近い場面でとくに目立つ部位なため、不要な毛がなくなると清潔感が増し、よい印象をもたれます。

また、脱毛後は肌のトーンが上がるため、美肌に見えるでしょう。

とくに、ビジネスシーンやフォーマルな場では、うなじの状態が全体の印象に大きく影響する場合もあります。

衛生的で美肌効果がある

医療脱毛により毛が除去されると汗や皮脂がたまりにくくなり、毛穴が引き締まるため、美肌効果が期待できます。

また、毛がない状態はニキビや肌荒れの予防にもつながるため、肌トラブルのリスクも減るでしょう。

うなじを医療脱毛するデメリット

うなじの医療脱毛は多くのメリットがありますが、一方でいくつかのデメリットも存在します。

• 痛みを感じやすい
• 硬毛化や増毛化

脱毛を検討する際には必ず理解しておきましょう。

痛みを感じやすい

医療脱毛の施術中には一定の痛みが伴います。よく例えられるのは、輪ゴムで弾かれるような痛みです。

これは、レーザーが毛根に熱を与える際に生じる感覚で、とくにうなじのような敏感な部位では痛みを感じやすいとされています。

痛みの感じ方には個人差がありますが、不安な場合は施術前にクリニックで相談してみましょう。

また、痛みを軽減するための麻酔クリームの使用や、痛みに配慮した施術方法を提供しているクリニックを選ぶのも一つの方法です。

硬毛化や増毛化

医療脱毛では、まれに硬毛化や増毛化と呼ばれる現象が起こる可能性があります。

硬毛化とは施術を受けた毛が施術前よりも太く硬い毛に変わる現象で、増毛化は施術後に毛の本数が増えてしまう肌トラブルです。

これらの原因は完全には解明されておらず、レーザーの熱エネルギー不足や施術の頻度などが可能性にあげられています。

また、うなじは硬毛化が起こりやすい部位といわれているため注意が必要です。

現状では明確な対応方法がありませんが、頻度は少ないためリスクの一つとして覚えておきましょう。

うなじの医療脱毛を受ける際の注意点

うなじの医療脱毛には、施術を受ける前に知っておくべきいくつかの注意点があります。

• 自身の希望を正確に伝える
• 施術前に日焼けしない
• 施術後は紫外線対策や保湿する
• トラブルが起きた場合はすぐ相談する

万が一トラブルが発生した場合には、必ずクリニックの方に相談してください。

自身の希望を正確に伝える

うなじ脱毛の際には、自身の希望するデザインをクリニックに正確に伝えましょう。

前述したとおり、うなじの脱毛デザインにはいくつか種類があり、自身の希望とするデザインを把握する必要があります。

事前に自身の希望するうなじの形をクリニックと相談し、実現可能かどうかの確認が大切です。

たとえば、うなじ付近の太い毛も照射可能なクリニックの場合、うなじのデザインも作りやすくなります。

ただし、一度うなじ脱毛したら元に戻すのは難しいため、デザインは慎重に決定しましょう。

施術前に日焼けしない

うなじはほかの部位に比べて皮膚が薄く、日焼けしやすい傾向にあります。

脱毛期間中に日焼けをすると、脱毛効果が半減するのみでなく、施術中に痛みを感じやすくなります。

一部のレーザー脱毛機では、施術がおこなえない場合もあるため注意しましょう。

とくに、日焼けしやすい時期に脱毛をおこなう場合は、紫外線対策を徹底してください。

日傘を使用したり、日焼け止めクリームを塗ったりするなどして、紫外線から肌を守る工夫をしましょう。

施術後は紫外線対策や保湿する

脱毛後の肌は乾燥しやすく、バリア機能が低下しているため、紫外線対策と保湿が必要です。

脱毛施術による熱で肌の水分が蒸発しやすくなるため、保湿力の高いクリームやローションを使用して肌をきちんと保湿しましょう。

また、脱毛後の肌は日焼けしやすくなるため、日焼け対策も重要です。

色素沈着や赤いブツブツなどの肌トラブルを防げれば、次回の脱毛効果を高めることにもつながります。

トラブルが起きた場合はすぐ相談する

脱毛後に肌トラブルが発生した場合は、すぐにクリニックに相談しましょう。

脱毛施術による炎症や赤み、痛みなどが発生した場合、クリニックで処方された炎症止めの軟膏やクリームを使用してください。

また、契約上のトラブルや不満がある場合は、国民生活センターなどの公的機関への相談も一つの方法です。

脱毛施術に関するトラブルは、専門的な知識を持つ医療機関や公的機関を必ず頼りましょう。

うなじ医療脱毛に関するよくある質問

うなじの医療脱毛に関するよくある質問をまとめました。

• うなじの自己処理は危険？
• 産毛でも脱毛できる？
• 髪の毛部分も脱毛できる？

うなじ脱毛を検討している方は、カウンセリング予約をする前に一通りチェックしておきましょう。

うなじの自己処理は危険？

うなじの自己処理は非常に危険です。

うなじは自身の目で直接確認しづらい部位のため、不適切な処理方法で皮膚を傷つけたり、色素沈着や毛嚢炎を引き起こしたりといったリスクがあります。

また、うなじの形を自身で整えるのはほぼ不可能で、均一な仕上がりにするためには高い技術が必要です。

きれいなうなじを求めるなら、プロの施術をおすすめします。

産毛でも脱毛できる？

医療脱毛では産毛を含むさまざまな毛質に対応できます。

一般的な脱毛機は、毛に存在するメラニンに反応して脱毛効果を発揮します。

産毛は比較的薄く色素が少ないため、脱毛効果を実感するまでに時間がかかる場合があるでしょう。

産毛もないつるつるな肌を目標にしているなら、施術回数が増えることを理解しておきましょう。

髪の毛部分も脱毛できる？

一般的に、うなじ脱毛は首の付け根から髪の生え際までの範囲を対象としており、太い髪の毛部分の脱毛は含まれません。

クリニックによっては髪の毛部分の照射が可能な場合もありますが、安全性を考慮して施術をおこなうため、脱毛可能範囲には限界があります。

うなじの形を大きく変えるのは難しいため、自身の希望する形を施術前にクリニックと必ず相談しましょう。

まとめ

うなじの医療脱毛の範囲や脱毛に必要な回数、おすすめのクリニックなどを紹介しました。

うなじの医療脱毛は主に首の付け根から髪の生え際までの範囲が対象であり、襟足は含まれません。

個人の生え際の形やクリニックにより、脱毛可能な範囲は異なるため、自身の理想とするうなじのデザインと実現できるデザインをよく検討しましょう。

本記事で紹介したポイントを抑えて、より満足できる医療脱毛クリニックを探してみてください。

※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。キャンペーンを含む最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。